【第4回モダンリビング大賞】受賞作
ホワイトモノリス
エントランス・デッキ見上げ(北側外観)
南側外観
リビングから南側を見る
リビングから玄関側を振り返る
リビング山側の暖炉コーナー
暖炉コーナーから海を見る
「人が最も安らぐ形---そのひとつは、洞窟にあると思います。厚い岩山を背にして、狭く暗い中に座り、広く明るい外界を見遙かす---そこには身を強固に守られる安堵感と、想像力をのびやかに飛翔させる快楽があります。」と三浦の別荘で考えていたことが、ここでやっと完全な形になりました。
地階への階段
暖炉コーナー脇から地階に下りると、プライベートエリアになります。寝室・主寝室・和室・浴室が広い視界と落ち着いた囲壁をもって配されています。
主寝室から海への眺め
浴室
浴槽は壁を切り下げた中に、外に飛び出すように設け、洗面室の鏡はステンレスワイヤーで吊って宙に浮かせています。(ガラスと鏡の間にはブラインドが下りるように配慮しています)
空中露天風呂
建物の南側に独立して空中露天風呂を設けました。階段を上りきると、絶景を独り占めして入浴できます。
空中露天風呂からの眺め
浴槽は透明の合わせガラス。これは入浴姿を人に見せるためではありません。浴槽を透明にすることによって、湯は宙に浮いた水の塊となり、そこに入ってみるのが私の夢だったのです。さらに湯を透かして見える風景は、不思議な浮遊感覚をますます強めてくれます。
空中露天風呂の水面
浴槽上辺は完全に水平になるよう取り付けられており、湯をすり切り一杯にはると、風呂の湯面が海面と一体化して、大海原で入浴しているかのような感覚を得られます。
空撮遠景
左側にひろがる海に向かってなだらかに下る丘陵地のなか、右下にホワイトモノリスが見えます。
低空から北西方向を見る。海に向かって胸を張り、大きく地形へと拡がってゆく伸びやかさが感じられればと思います。
南西からの見下ろし。ドローイング・パースと見比べてみてください。![]()
赤い扉を入った所がエントランスデッキになりますが、現在その前に150席の円形劇場を計画しています。
| 所在地 | 長崎県大村市 |
| 構造規模 | 地階・1階:RC造、屋根:S造 |
| 設計 | 榎本弘之建築研究所 |
| 担当 | 榎本弘之・井黒隆雄 |
| 構造設計 | 梅澤良三建築構造研究所 |
| 敷地面積 | 4554.77m2 |
| 建築面積 | 118.11m2 |
| 延床面積 | 189.94m2 |
| 施工 | (株)平山組 |
| 設計期間 | 2003.05~2004.06 |
| 施工期間 | 2004.10~2005.07 |


